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質問3: 複数のSAMアプリケーションとAPI Gatewayの管理に関するベストプラクティス
複数のSAMアプリケーションを管理する場合、以下の3つのアプローチが考えられます:
- 各アプリケーションが独自のAPI Gatewayを持つ(現在の方法)
メリット:
アプリケーション間の独立性が高い
ローカル開発が容易(各チームが自分のAPIを完全に制御できる)
デプロイの影響範囲が限定的
デメリット:
AWS リソースの重複(コスト増加)
複数のAPIエンドポイントをクライアントが管理する必要がある
共通機能(認証など)の重複実装
2. 共有API Gatewayを使用し、各アプリケーションがエンドポイントを追加
メリット:
リソースの効率的な使用
単一のエンドポイントでクライアント管理が容易
共通機能の一元管理
デメリット:
アプリケーション間の依存関係が生じる
ローカル開発が複雑になる
デプロイの調整が必要(複数チーム間)
3. ハイブリッドアプローチ
開発環境では独立したAPI Gateway、本番環境では共有API Gatewayを使用する方法です。
メリット:
開発の容易さと本番環境のリソース効率のバランスが取れる
チーム間の独立性を保ちながら、本番環境では統合管理できる
デメリット:
環境間の差異が生じる
設定とデプロイプロセスが複雑になる
推奨アプローチ
ローカル開発の容易さを重視するなら、ハイブリッドアプローチが最適と考えられます:
開発環境:各アプリケーションが独自のAPI Gatewayを持つ
本番環境:共有API Gatewayを使用し、各アプリケーションは特定のパス(例:/log-analysis、/other-app)を担当
これにより、開発の独立性を保ちながら、本番環境ではリソースを効率的に使用できます。実装方法としては、環境変数やパラメータを使用して、環境ごとにデプロイ設定を切り替えることができます。
また、API Gateway v2(HTTP API)を使用すると、コスト削減とパフォーマンス向上が期待できます。